『「留学する!」と決めてしまおう!!』(留学したいあなたへのメッセージ、田中彩乃)

カナダワーホリ中にLake Luiseにて。夫婦で犬を連れてワーホリへ!

カナダワーホリ中にLake Luiseにて。夫婦で犬を連れてカナダへ!

 

留学マネー編集部、田中彩乃のメッセージページです。

 

留学経験

  1. カナダ(モントリオール)フランス語交換留学(10ヶ月間)
  2. カナダ(バンクーバー)ワーキングホリデー(1年間)

 

留学の詳細

5歳から小学校6年生まで英会話教室に通っていたのですが海外経験はありませんでした。

中学・高校時代は留学に憧れるものの金銭的理由で断念。

でも、大学へ入学後、西洋哲学や西洋文学、第二外国語としてフランス語を専攻し、その魅力にどんどんハマっていき、留学への想いは益々強くなっていきました。

そして、学内の交換留学プログラムへ応募したところ第一希望のカナダ・モントリオール留学枠に合格し、モントリオール大学のフランス語習得コースで10ヶ月間学びました。

その後は、海外旅行をすることもなくおよそ9年間を日本で過ごしていましたが、「世界中どこに居ても仕事ができる環境を作りたい!」と思い26歳でフリーランスとして独立、27歳で結婚、29歳で夫と愛犬を連れてワーキングホリデーでバンクーバーに降り立つこととなりました。

フリーランス業務を続けながら寿司レストランでサーバーとして働くことで、英語力のブラッシュアップに励みました。

ちなみに、夫も同じお店で働き、共通の趣味であるブラジリアン柔術のジムに通い、愛犬を連れてロードトリップにも行きました。

 

留学の詳細

クラスメートの帰国前にお別れパーティ

クラスメートの帰国前にお別れパーティ

 

良かったことだけを書くよりも正直に書きたいと思います。

大学時代のモントリオールでの初めての海外生活では嬉しい出会いや楽しい経験ももちろんありましたが、苦しい気持ちの方が多かったです。

とにかくお金が無かったこと、言語の壁もさることながらコミュニケーションスキルが乏しかったことが原因でした。

私自身、片親で幼い妹も居たので母に相当な負担を掛けていることが心苦しくどこか罪悪感と常に隣り合わせで、留学中は「働けない」「学ばなければならない」「諦めるわけにいかない」というプレッシャーを感じていました。

しかし、渡航してから半年が過ぎた頃、喜びで「ハッ!」とする瞬間がありました。

フランス語留学をしているわけですからお店に行ってフランス語で話しかけるのですが、最初の頃はまるで聞き取ってもらえず、「こいつフランス語話せないな」と分かると店員さんは英語で話しかけてくるのです。

モントリオールの公用語はフランス語と英語なので、ほとんどの人がバイリンガルもしくはそれ以上でした。

少し慣れてきてお店で欲しいものを伝えることができたと思っても、注文の詳細や世間話など予想外のことを聞き返されると二、三度聞き直しても理解できず、結局英語に頼ってしまうという悔しい場面が何度もありました。

そして、注文を間違えられることもよくありました。

ところがある日、お店で注文をして、商品を受け取って、お礼を言ったところでふと気づいたのです。

「あれ?今ぜんぶフランス語でスムーズにオーダーできた?」

とても自然に詰まることなく、周りのカナディアンと同じようにフランス語でちょっとした世間話も交じえつつ注文ができていたのです。

その時の言葉で言い表せない感動。

誰にも気づかれることなくひっそりと心の中だけで味わっていたのですが、何年経っても忘れることができません。語学習得の壁を一つ超えた瞬間であり、留学の醍醐味であったと思います。

一度壁を超えてしまうと「伝わらなかったらどうしよう」「理解できなかったらどうしよう」という不安が無くなりました。

言葉ができなければ、「伝わるまで挑戦したらいい!」「理解できるまで挑戦したらいい!」。

そう痛感しています。

 

留学マネーに参加した理由

モントリオールで知り合った友人達に祝ってもらった21歳の誕生日

モントリオールで知り合った友人達に祝ってもらった21歳の誕生日

 

留学費用の事は、ほとんどの留学希望者にとって避けて通れない課題だと思います。

私自身、10代の頃から苦しんできた経験があるので、「お金」はいつでも強い関心事でした。

だからこそ、留学したい気持ちはあるのに「お金が原因で留学を断念するのは非常にもったいない!」と思っています。

この「お金」にフォーカスした留学マネープロジェクトは、留学費用で悩む皆さんが何かしらの道を見出すきっかけや手助けになるに違いないと思いました。

そのために私がシェアできるものはとにかく出し惜しみなくシェアしていこうと思い参加させていただきました。

 

未来の留学生へのメッセージ

バンクーバーのブラジリアン柔術ジムの仲間たちと

バンクーバーのブラジリアン柔術ジムの仲間たちと

 

皆さんの「留学したい」気持ちを応援しています。

ぜひ行きたい国へ行って挑戦してみてください。

「この国に留学する!」と決めるところから始まります。

実はもうほとんど心は決まっているのではないでしょうか。

「お金」の心配事は留学マネーでクリアにしてしまいましょう。

皆さんの海外への興味の種が素敵な花を咲かせることを願っています!!