「ただ人生を楽しむために、あなたのための選択をしてみよう」(留学したいあなたへのメッセージ、半谷梢)

newyork(queens)

マンハッタンのお隣、クイーンズから見たビルの眺めがきれいでした。

 

留学マネー編集部、半谷梢(はんがいこずえ)の未来の留学生へのメッセージページです。

 

留学経験

  1. アメリカ(ニューヨーク)語学留学約1年

 

留学の詳細

newyork(Independence Day)

留学行ってすぐアメリカの独立記念日だったのでクラスの人とブルックリンで花火を見ました!

 

私の最初の海外経験は、専門学校のときのヨーロッパ研修旅行でした。

当時、海外というと未知な世界そのもの。なので、教科書で見た美術品や映画でみた風景に、とにかく圧倒されてしまいました!

「すべてのものが世界を近くに感じさせてくれた」

そんな瞬間でもありました。

2回目は、アメリカのロスアンゼルスへ友達と旅行にいきました。

その時の旅行が、私にとって初めての英語の環境でした。

帰りの空港で、旅行会社の人が流暢(りゅうちょう)な英語で空港の人に交渉し、私と友達に飛行機のいい席を確保してくれました。

それがとても印象的で、「私も英語を話してみたい!」と強く思いました。

その帰りの飛行機の中で、ふと海外に行くことに興味があった中学生の時を思い出しました。

当時は英語を勉強するのが楽しくて、先生に「どうしたら英語ペラペラになりますか?」と質問していたんです。

同時に、とても今の自分に疑問がわきました。

なぜなら、すごく海外に行くことに興味があったのに、歳を重ねていくうちに自然と海外に行く選択肢をなくしてしまっていましたことに気づいたからです。。

その後、好きなことに素直になる気持ちを無視していていいのか?と毎日疑問に思っていました。

同時に

海外に住むことはそんなに難しいことなのか?英語はゼロからでも話せるようになるのか?」

と挑戦してみたい気持ちががわきあがってきました。

24歳の時に、「世界で一番の大都市で自分の力の試してみよう!」と決意し、3年間の社会人生活に終止符を打ち、アメリカのニューヨークへ語学留学に行きました。

当初、33週間長期コースで語学学校の申込みをしていましたが、先生とクラスのみんなが大好きで、学校にはあまりバケーションをとらず、ずーっと通ってました。

体力的にはかなり厳しかったですが、学生ビザで期間も決められていたのもあり、「毎日いろんなことをインプットしよう!」とあえて、自分に厳しくしていました。

結果、33週が終わりかけた時、卒業するのが寂しくなり、1か月さらに延長しました!

約1年あっという間に感じましたが、卒業間近に学校スタッフの先生に入学したての日本人の生徒へ英語通訳を頼まれて、「私でいいんですか?」とびっくりしましたが、私も「自分なりに英語を形にできたんだな~。」と実感しました。

また、語学勉強以外にも、ブルックリンのカルチャーを発信するサイトでのブログ執筆活動や、勉強してみたかったファッションスタイリングのクラスをファッション工科大学で受講しました。

ファッションウィークのファッションショーのフィッティングスタッフ、ジュエリーブランドのインターンなどをしてきました。興味のあること、自分にできそうなことはすべて挑戦してきました!

 

留学時の一番の思い出

newyork(offbroadway)

オフブロードウェイの水と光のショー「フェルザブルタ」を見に行きました!

 

私の中での一番の思い出は、日本で大学生活を経験したことがなかった私がニューヨークの大学の講座で、最終課題としてプレゼンテーションをしたことです。

そもそも、私は、人前で話すことがとても苦手なので「最終課題がプレゼンテーションなんて!」と、とても緊張してしまいました。

でも、当日は

「難しい単語は知らないけれど、私なりに楽しもう!」

とある意味ふっきる事ができて、メモなしで即興の英語で発表することにしました。

笑いもとりながら私らしく、不思議と素の自分で話せたので、最終課題のプレゼンテーションは、とてもいい思い出になりました。

その後の人生では、なにか難しい問題に直面した時も、その時のことを思い出して自然と自信がわいてくるようになりました!

「この街にいたのだから、なんでもできる気がする。」と思わせてくれるような、街も人もみんなエンターテインメントの場所は、ニューヨークにしかないと魅力だと思っています。

また、もう一つニューヨーカーから教わったことがあります。留学中、ニューヨークで数えきれない人と出会いました。

たくさんの人たちに共通してることは、みんなニューヨークに住んでいることに誇りをもってイキイキしている。ということです。誰もが自分のために誇りを持って人生を選択している。そんな印象を受けました。

私もそんな風に、「日本に住むことに誇りをもってイキイキして生きて行きたい。」と思うようになりました。

 

留学マネーに参加した理由

newyork(stadium)

ブロンクスのヤンキー・スタジアムで野球観戦中!

 

留学を経験したことがきっかけで、留学のことを聞かれることが増え、その中で「私も行ってみたいけど、お金がないから行けない。」と聞く機会も多くありました。

私の経験がきっかけで留学を身近に考えてもらえたことに、とても嬉しく思いました。

しかし、「留学に行くことに不安、お金のこともわからないので合わせて不安。。」

それでは、「せっかく興味を持ってもらえたのにもったいないな。」と感じました。

明確な情報があれば、留学することに対して前向きに考えることができる手助けになるのではないか?と考えました。

その中で帰国して編集長の榎本さんと出会い、留学マネープロジェクトに賛同し、参加させていただくことになりました。

 

未来の留学生へのメッセージ

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ハーレムからみたニュージャージーの夕暮れがだいすきでした

 

私は、留学をしたおかげで、「また帰りたくなるようなゆかりがある場所」ができました。

そんな場所を見つけられたのは、私が行きたいと思ったところに行き、実際に現地に住みながら、学んだ経験をしたからだと思います。

すべては、たった一つの選択から始まったことです。

私は留学していたときに知り合った友達と、帰国した今でも連絡をとっています。何気ない近状報告ですが、離れた場所で友達もがんばっていることを考えると、今日も頑張ろうと思えます。

たとえ言葉は違くても、ずっと昔から知っていたかのように意気投合する。なんて不思議な体験もすることができました。

日本だけじゃなく知らない場所にだって、あなたと同じ価値観を持った人たちがいます。

留学マネーのサイトを通して、たくさんの出会いのための一歩を踏み出してもらえればいいなと考えています。

みなさんのご健闘を祈っています!