「英語を学ぶなら料理本を買うべし!」総額費用約425万円/8ヶ月(中川祐京さんのニュージーランドでの語学留学)

祐京さんと友人

祐京さん(一番右)とショッピングモールで出店をしていたフランス人と商品を買うついでに仲良くなった皆さんとの写真とのこと!

 

※本記事は、航さんの留学スタート時(2017年3月)の為替レート、1NZドル(ニュージランドドル)=約82.2円で計算しています。

留学プロファイル

  • 名前:中川祐京(なかがわ うきょう)さん
    (22歳※留学時)
  • 留学国: ニュージーランド・オークランド
  • 留学形態: 語学留学
  • 期間: 2018年2月〜2018年10月
  • 滞在方法:ホームステイ

 

留学について

祐京さんとクラスメイト

祐京さんとクラスメイトの写真

大学3年次の2月から休学をし、そこから8ヶ月間ニュージーランドへ渡航。

最初の1ヶ月は現地のフィールドワークをし、2ヶ月目からは語学学校に通ったのち、3ヶ月目から7ヶ月目までは現地の大学へ通う。

 

留学タイムライン

  • 2017年8月〜2018年1月: 留学準備(アルバイト)
  • 2018年2月〜2018月3月:語学学校(ボタニータウンセンタースクール)
  • 2018年4月:マヌカウ工科大学スタート
  • 2018年9月:大学卒業
  • 2018年10月:帰国

 

祐京さんのニュージーランド留学費用の内訳(費用合計:約425万円/8ヶ月)

ニュージーランドの街並み

ニュージーランドの街並み

費用合計:約425万円(51,776NZドル)/8ヶ月

  • 授業料総計:約290万円(3600NZドル)
  • 生活費総計:約135万6000円(164,496NZドル)

8ヶ月間の生活費:135万円(16,496NZドル)

【生活費内訳】

  • 家賃:約14万円(1700NZドル)/月
  • 食費:0円
  • 光熱費:0円
  • 交通費:約6500円(80NZドル)/月
  • 交際費:約16,000円(200NZドル)/月
  • 携帯電話料金:約4000円(50NZドル)/月
  • インターネット代:約4000円(50NZドル)/月

※食費、光熱費は家賃(ホームステイ)代に含まれているため、0円と表記。

 

「語学留学をしよう!」「ニュージーランドに行こう!」と思った理由

 

祐京さんのホームステイ先

祐京さんのホームステイ先

きっかけは、日本で行なっていたコミュニティ、学生団体 TAMANI BAR で様々な人の価値観や考え方を知れたことです。

留学する前にコミュニティの運営をしていたのですが、そこではたくさんの人が集まり、一人一人考え方が違うことに気づきました。

僕は、この活動から

「海外でもやりたい!」

 

と思うと同時に実はとにかく英語が苦手だったので、

「克服したい…!」

と思っていたところ、ニュージーランドには父の知り合いの友達が

「ホームステイしにおいでよ!」

と言ってくれたのと、比較的安全で治安も良いと聞いたので、ニュージーランドへの留学を決意しました…!

 

留学費用を貯めた方法

家賃以外のものは自分で買うために、30万円をアルバイトで貯め、そのほかの費用は両親が負担してくれました。

 

 

祐京さんが教える!留学費節約の3つのポイント

1.探せば安い衣服!

祐京さんが購入したセーター

祐京さんが購入したセーター

現地でのジーンズが約3200円(40ドル)とすごく安くて、使い勝手もかなり良かったです!

僕が行った時期が8月で、聞いた話では「ポロシャツでも大丈夫!」と言われたのですが、現地に着いてみるとさすがに寒く…(笑)

そこで買ったのがセーターなのですが、2枚で約3200円(40ドル)1枚あたり約1600円(20ドル)と比較的安く、現地に到着してすごく困っていたので、この値段で買えたことが僕にとってはとても助かりました…。

あとは、赤いニット帽も約1600円(20ドル)で購入し、日本に帰ってきた今も使ってます!

 

2.味噌汁が安い!

祐京さんが行ってきたスーパーの様子

祐京さんが行ってきたスーパーの様子でナッツ類、ドライフルーツが並んでいる所だそうです!

意外にも輸入のインスタント味噌汁が凄く安く、その値段がなんと約164円(2NZドル)

具材は味噌とわかめという、超シンプルな味噌汁ですが、これが僕の命綱でした…(笑)

 

そして、ニュージーランドに行ったら、食べて欲しいのがマンゴー!

日本でマンゴーを食べるとなると1つ約1000円あたりすると思いますが、ニュージーランドに行けば約300円(3.6NZドル)という安さで食べることができ、しかも美味しいのでオススメです!

 

 

 

3.日帰りで旅行!

ランギトト島の砂浜から撮った写真

ランギトトアイランドの砂浜から撮った写真!

僕は留学中に日帰りで「ランギトトアイランド」という島に日帰りで行ってきました。

そこにいくまでに船を使うのですが、20分~〜30分くらい乗る距離を約300円(約3.6NZドル)くらいで行けてしまうのと、

日本にあるSuikaみたいなカードを現地で購入し、ピッっとするだけで乗れてしまうので、そういった

「現地ならでは」の体験をするにも旅行はかなりオススメです!

日帰りだと宿泊費もかからないので、ちょっとした遠出をして気分転換もありだと思います!

 

 

ニュージーランドの物価について「日本よりも少しだけ高かった印象!」

ニュージーランドのマウントエデン(標高196mの死火山の一つ)から撮った景色とのこと!オークランドから電車で10分くらいのところにあるそうです!

比較的、日本とそこまで変わらない印象でした。

僕の場合、父の知り合いの友人がホームステイを受け入れてくれたので、凄く素敵なホストファミリーで、ほとんど毎日サンドウィッチを持たせてくれました。

しかし、試しに外食してみると、ランチが約1500円(18.2NZドル)と日本でも少し高いくらいのランチで僕は驚かされました…

しかも、僕がその時食べたのは海鮮パスタですが…日本で食べることをオススメします!(笑)

現地では、自炊もしくはホームステイ先の料理が一番です!

 

 

留学してよかったこと「留学する意味、目的を見つけることができた!」「相手に影響を与えることができた!」

祐京さんとその友人の写真

祐京さん(左)とベトナム人の友人(一番右)と知り合った人との写真

 

留学して良かったことは、留学する意味をしっかりと持ち、外国人と積極的に話せるようになったことです!

日本の大学で学ぶスタイルとは違って、机に向かって勉強する時間が多く、さらに自分のことを考える時間がかなり多く、

「なんで英語を勉強するんだろう…」

とか

「なんで留学しにきたんだっけ…」

と、良い意味で自問自答することが僕は多かったです。

この問いに対して、僕は

「英語を使っていろんな人と話したい!」

という答えと、留学の目的だったので、積極的に現地の人と話すようになりました。

 

そこで僕がいちばん嬉しいなと感じたのは、同じベトナムからきた留学生に影響を当たることができたということです。

彼はあまり積極的ではなかったのですが、僕が現地の人に話しかけていたら、いつの間にか彼も現地の人と話すようになっていて、理由を聞いたら

「祐京くんが話している姿を見て、僕も頑張らなきゃと思って!」

と言ってくれて、それが何よりも嬉しかったです…!

 

 

日本に帰ってきてからも、街中で困っていそうな外国人がいたら声をかけるようになっていたし、さらに「◯◯人だから〜」という偏見がなくなり、外国人でも一人一人違う、「個」としてみるようになれたのも、僕は留学をしなければできなかったと思うので、留学してすごく良かったなと感じています!

 

 

これから留学する人への金銭面でのアドバイス「支援してもらった分、留学にしっかりと意味を持たせる!」

ニュージーランドのバイアダクト・ベイシン

ニュージーランドのバイアダクト・ベイシンというところから撮った写真で、ここにはおしゃれなカフェやレストランが立ち並んでいるとのこと!

留学をしていると、節約ばかりに意識してしまい、途中で息苦しくなってしまうことがあると思います。

そうならないためにも節約はもちろんですが、時にはちょっと贅沢をしたりとするのが良いかもしれないですね!

 

あとは、英語があまり話せなくても相手に伝えようとする姿勢があれば伝わるので、食費が高いなぁと感じた場合には、一生懸命にホストファミリーとよく相談してみることをオススメします!

 

そして、留学費用を両親が負担してくれたりした場合には、きちんと成果を出すべきだと僕は思っているので、留学した先で本屋さんに行って「料理本」を買うと、ちょっとだけ早く英語に慣れることができるかもしれません(笑)

というのも、知っている食べ物の単語が出てくるし、料理も覚えられて一石二鳥!

そういった工夫をして自分なりの勉強法をもつけて、節約もしつつ、楽しく過ごすことが意味ある留学になるのではないかと思います!