お金にあわせて留学スタイルを決めるのもひとつ!総額費用約39万円/約1ヵ月(菅原真奈さんのニュージーランド・語学留学)

語学学校の先生と

語学学校の先生と一緒に撮影

※本記事は、菅原さんの留学スタート時(2011年2月)の為替レート、1NZドル=65.67円で計算しています。

 

留学プロファイル

・名前: 菅原真奈(すがわらまな)さん
(20歳:留学時)
・留学国・都市: ニュージーランド・オークランド
・留学形態: 語学留学
・期間: 2011年2月~2011年3月(うち、約3週間)
・滞在方法:ニュージーランド人家族のお宅でホームステイ

 

留学について

クラスメイトと

語学学校のクラスメイトと集合写真

 

大学2年次の20歳の時にニュージーランドの語学学校「ドミニオンイングリッシュスクール(Dominion English School)」へ語学留学。

留学中は、一般英語コースを専攻し、平日は文法やボキャブラリー(単語)、リーディング、ライティング、リスニング、スピーキングの授業を受講。

学校が休みの週末には、語学学校主催のイベントや旅行で、ニュージーランド各地を訪れた。

 

留学タイムライン

・2010年8月~2011年2月:TOEIC受験や大学の授業などで留学のための英語力強化

・2011月2月~2011月3月:語学学校にて英語の勉強

 

菅原さんのニュージーランド留学費用の内訳(費用合計:約39万1千円/1カ月間)

ホストファミリーと

ホストファミリー、韓国人のハウスメイトと

 

費用合計:約39万1千円(5,954NZドル)/1ヵ月間

【授業料総計:約31万円(4762NZドル)
※授業料、ホームステイ代、航空券込み】

生活費総計:78,300円(4762NZドル)/1ヵ月間

1ヶ月の生活費:78,300円(1,192NZドル)

 

【生活費内訳】

  • 家賃:0円
    (※語学学校側で用意されたホームステイ先のため、授業料に含まれていた)
  • 食費:約15,800円(約240NZドル)/月
    (※朝、夜はホームステイ先からの提供)
  • 光熱費:0円(※家賃に含まれていた)
  • 交通費:約10,400円(約159NZドル)/月
  • 交際費:約52,100円(約793NZドル)/月
  • 携帯電話料金: 約10,000円
    (※日本でレンタルして持参)
  • インターネット代:0円
    (※家賃に含まれていた)

※留学中の旅行代金を含まず。

 

「留学しよう!」「ニュージーランドに行こう!」と思った理由

 

「留学したい!」と思ったきっかけは、高校のプログラムで行った3週間のアメリカでのホームステイでした。

その時に多くの経験ができたり、出会いがあったおかげで、異文化や英語に興味をでてきて、留学にも興味を持ち始めました。

また、留学先をニュージーランドに決めたのは大学教授からの紹介です。

当時、大学の国際交流サークルに入っていたのですが、そこでお世話になっていた教授から語学学校を紹介していただきました。

留学したのが、2年生から3年生になる時の春休みを使った留学だったため、留学期間は1か月にして、コースは総合的な英語力の向上を目的に一般英語コースを受講しました。

 

留学費用を貯めた方法

当時は大学生だったので、全額自分で賄う事が難しく、親から支援をしてもらい、留学しました。

 

菅原さんが教える!留学費節約の3つのポイント

クラスメイトの台湾人と

クラスメイトの台湾人と

 

1.無料で使えるものは活用!

飲み物は毎日買うと費用がかさむので、ペットボトルを持参して語学学校にある給水機で補充していました。

全部の学校にあるかわからないのですが、学校で無料提供しているものがあれば、最大限活用すると良いと思います。

 

2.お得なフードコートをチェック!

学校付近のフードコートが他と比べて安かったので、昼食はいつもそこで食べていました。

メニューは韓国料理、中華、和食、和風カレーライス、ハンバーガーと様々で、どれも1,000円以内で満腹になります。

特に和風カレーライスは500円程だったので、リピートしていました。

 

3.その国の状況を考えた節約も

当時、ニュージーランドは水不足が問題だったこともあり、シャワーは1回5分程度で終わらせていました。

また、水道代も高価になるとホストファミリーから聞いていました。

 

オークランドの物価について「日本と同じか、やや高い印象」

週末のアクティビティ

週末のアクティビティ

 

オークランドの物価ですが、レストランなどでのランチは日本よりやや高い気がしました。

ですが、フードコートなどの価格は日本とあまり変わらなかったので「外食できないほどランチが高い!」という事はなかったと思います!

また、ホームステイは光熱費と朝晩の食事がステイ費用に含まれているので、現地で使うお金はお昼や週末のアクティビティのみで済ます事ができました。

シェアハウスとかをすると、また少し違ってくると思いますので、留学時の滞在スタイルをどうするかは、留学前の費用計算の時に大事になると思います。

 

留学してよかったこと「様々な経験が自信につながる!」

洞窟にて

洞窟にて

 

平日は学校で朝から晩まで英語を学べたおかげで、苦手だったリスニングも、徐々に慣れることができました

やはり、これは留学したからこそ(英語圏に滞在できたからこそ)だと思います。

また、日本とは全く違う文化に入り生活をすることで、自分自身の視野を広げたり、日本語が通じない環境のため度胸もついたと思います。

自分の英語が通じるようになる事で、自信にも繋がっていきましたし。

あとは、人との出会い!

年齢も国籍も様々な方と出会える事は、異文化に興味のある私にとって、とても刺激的なことでした。

世界に友人ができたことも、留学をして良かったと思う貴重な経験のひとつです。

例えば、同じ家で韓国人とホームステイをしていたのですが、語学学校も同じだったのでずっと一緒に過ごせて、帰国した今でもクリスマスカードやメールで連絡を取り合っています。

また、留学中に東日本大震災があり、道を歩いてるだけで知らない人から心配されたり、励まされたりし、国境を越えた人の温かさを実感しました。

また、日本にいると中国人や韓国人の反日の報道もありますが、実際に友達になってみるとそう感じることは全くなく、自分の目で見たり感じることの大切さを知りました。

この経験のおかげで、台湾にも興味が出て来て、大学後半には交換留学で台湾に行き、中国語を習得することも出来ました。

 

これから留学する人への金銭面でのアドバイス「お金は留学の仕方次第!」

船長さんと

船長さんと撮影

 

お金はあるに越したことはありませんが、留学の仕方次第で費用もかなり変わってくるのかな」と個人的には思います。

私は学生時代の留学でなるべく安く済ませたかったこともあり、ディスカウントが入るよう教授経由で語学学校をお願いしたり、その後の台湾留学も学費がかからない(日本の大学の学費で行ける)交換留学にしたりと、留学費用を節約していました。

自分の予算を考えたうえで、留学方法や滞在方法を検討するといいのかなと思います!