「生活用品や日用品はスーパーのセール日に!」総額費用約540万円/1年間(渡邊あさみさんのオーストラリアでの語学留学)

パースにてコアラを抱っこした写真

旅行先のパース(西オーストラリア州)にてコアラを抱っこした写真

※本記事は、あさみさんの留学スタート時(2017年4月)の為替レート、1豪ドル=約88.2円で計算しています。

留学プロファイル

  • 名前:渡邊あさみ(わたなべ あさみ)さん
    (20歳※留学時)
  • 留学国: オーストラリア・メルボルン
  • 留学形態: 語学留学
  • 期間: 2017年4月〜2018年3月
  • 滞在方法:ホームステイ

留学について

メルボルンの世界1の図書館State Library of Victoria

世界一大きな図書館とも言われている、メルボルン内にあるヴィクトリア図書館。

大学3年生の4月からオーストラリアの「monash Colledge」(モナシュカレッジ)という語学学校へ1年間留学。

学校の規定されている交換留学や奨学金制度の留学は校内で1.2人しか選ばれないため、私費留学制度という全額私費でいく留学形態を選択する。

そこでは、英語習得レベルが7段階にクラス分けされており、

最終的にレベル6(最高難易度レベルから2番目)の試験に合格!

留学中には「Student leader」 という、新しく来た留学生をサポートするボランティアに3ヶ月間参加し、その他にも市内で行われたJapanese Festivalイベントにて、英語で盆踊りを教えたりするお手伝いを2日間行う。

留学タイムライン

  • 2016年5月〜2017年4月: 留学準備(アルバイトや構内での留学先行試験)
  • 2017年4月26日〜2018月3月23日:語学学校(モナシュカレッジ)で語学を学ぶ
  • 2018年3月24日:帰国後、就職活動を開始

あさみさんのオーストラリア留学費用の内訳(費用合計:約540万円/1年間)

渡邊あさみさんとそのホストファミリー

友人とホームステイ先のプールで遊んだ写真!

費用合計:約540万円(63,200豪ドル)/1年間

  • 授業料総計:約300万円(35,300豪ドル)
  • 生活費総計:約240万円(27,800豪ドル)

1年間の生活費:240万円(27,800豪ドル)

【生活費内訳】

  • 家賃:約15万円(1,700豪ドル)/月
  • 食費:0円
  • 光熱費:0円
  • 交通費:約10,176円(120豪ドル)/月
  • 交際費:約3万円(353豪ドル)/月
  • 携帯電話料金:約3,400円(40豪ドル)/月
  • インターネット代:約3,400円(40豪ドル)/月

※食費、光熱費は家賃(ホームステイ)代に含まれているため、0円と表記。

「語学留学をしよう!」「オーストラリアに行こう!」と思った理由

メルボルン市内の街中

メルボルン市内の街中を走っていた馬車!すごく気品のある街並みだったそうです!

高校2年生の時に部活動の世界大会でアメリカに行ったことがきっかけです。

元々、英語を話すことや外国の文化に触れることが好きだったため、同世代の学生と英語を使って交流することの楽しさも感じていました。

その反面、自分の語学力の低さに悔しさを感じ…

「もっと英語を学んで話せるようになりたい…!」

そう思い、私はメルボルンのモナシュ大学で現地の英語触れながら学ぶことを決意しました。

私が在籍している大学はシドニーにある大学と協定を組んでいますが、

それでもメルボルンのモナシュ大学を選んだ理由には

  • 英語が公用語であること(※オーストラリア以外を選ぶと、英語でない可能性がある。)
  • 移民大国と言われている国で、違う国籍の人と触れ合う機会が多いこと
  • 7年連続で世界一住みやすい街と言われている安全な場所であること

からオーストラリアの中でもメルボルンを選びました!

私費留学の場合、他の留学形態に比べると費用が多くかかってしまいます。

大学にもよりますが、留学費用がかかってしまう代わりに海外で受けた授業の単位が在籍している大学の単位に交換できるのと、

奨学金制度で留学するよりも留学できる確率が高いので、確実に留学したい人は私費留学がオススメです!

留学費用を貯めた方法

メルボルンのカフェ通り

メルボルンにあるカフェ通り。

大学に入ってからアルバイトでコツコツ貯金をして、

現地での生活費分の約60万円程度の貯金をしていましたが、

学費やホームステイ代などまでは貯めることができなかったので、両親に支援してくれるように相談しました。

あさみさんが教える!留学費節約の3つのポイント

渡邊あさみさんとホームステイ先のみんな

ホームステイ先で親戚が集まった時の写真!

1.外食は極力避ける!

オーストラリアのホームステイ先の料理

ホームステイ先で食べたご飯!グリーンピースとチキン、そしてチーズのかかったポテトで、味付けは基本的に塩だったそうです。

私の場合は、ホームステイ代である、15万円の中に1日の食費代も含めれていたため、外食はほとんどせず、ホームステイ先の人とご飯を食べていました!

ホームステイ先でご飯することによって、そこでコミュニケーションも取れるため一石二鳥です!

2.飲み物は家から持参!もしくは学校の無料ドリンクを活用!

オーストラリアのモナシュカレッジの自習エリア

通っていたモナシュカレッジの自習ができる場所。この環境だったからこそ勉強のやる気がアップしたとのこと!

オーストラリアは正直物価が高いので、飲み物は家から持参したものを持って行ったり、学校にはコーヒーや紅茶が無料で提供されるため、それを飲んでいました。

水は高いところで約250円(3ドル)します…

それを毎日買っていると必要のない出費になるので、ドリンクは持参をオススメします…!

3.留学中の旅行はバスツアーで安く!

オーストラリアのワラビー

留学中にオーストラリアのメルボルン郊外のパース(西オーストラリア州)で出会ったクオッカワラビー。パースにしか生息していないそうで、下から撮ると笑ってるように見えることから、「世界一幸せな動物」として有名らしいです!

留学中は、パースという西オーストラリア州の方へ友人と2人で行ってきました。

宿泊費を含めた2日間のバックパッカー向けバスツアーで約11,000円(130豪ドル)を利用し、普通に行くよりも格安で、しかも宿泊先はキッチン付きの宿でとっても素敵でした!

旅行先でコアラやクオッカワラビーに出会えたことも、もちろん良い思い出です…!

オーストラリアの物価について「セールの日は半額になる!」

オーストラリアのカフェ

お気に入りのカフェ、『Hopetoun tea rooms.』ケーキが1つ約1,000円(12豪ドル)、ドリンクも約760円(9豪ドル)と少し高めだったそうです。しかし、写真からもわかるように、どれも素敵なケーキ!

オーストラリアの物価は高く、何を買うにも高い印象がありました。

一方で、オーストラリアにある、某日系アパレル企業のアルバイトの時給は約2,100円(25豪ドル)!

そのほかにも

現地の飲食店でもアルバイトの時給が、約1,200円〜約1,500円(15豪ドル~18豪ドル)と、

日本より若干高い求人募集広告が街中に張り出されていたのを覚えています。

なので、現地で働きながら留学する場合にはかなり有効的なのかなぁと感じました。

私の場合は、アルバイトができなかったので、

シャンプーやボディクリームなど生活用品を買う時には、スーパーのセールの日に買いに行くようにしていました!

日用品以外にもマニキュアなどの雑貨が、

普段だと約400円(4豪ドル)が、セールだと約170円(2豪ドル)に値下げされているので、

よく通うお店のセール情報を事前にネットで調べて、

セールの日を確認してから買い物に行くことがベストだと思います!

留学してよかったこと「様々な国籍の友人ができた!」「親元を離れたからこそ自立ができた!」

渡邊あさみさんのクラスメイトと先生

クラスメイトと先生!

現地では、やはり移民大国と言われていることもあり、国籍の違う人がたくさんいて、そのおかげで私も馴染みやすく、たくさんの友達を作ることが出来ました!

国籍が違うということはもちろん、英語の発音も違っているので、私は英語を第2言語として使っている外国人の話す英語も自然と理解できるようになっていて、今では成長を感じています。

さらに、私は授業以外での学習時間によって語学力が伸びたことも実感しました。

月曜日から金曜日まで1日4時間の授業を受け、当初は自分の英語力の無さを痛感して自信がなかったのですが、

先生やクラスメイトがとても優しくてアットホームな雰囲気で、心配は何一つ必要ありませんでした…!

一方で、毎日、日本で学習するよりも多くの課題が出ていたため、学校から帰宅後、休む暇もなく夜まで課題をこなす毎日

しかも、クラスのレベルが上がるにつれてアカデミック(学術的)な用語が多くなり、授業についていくのに精一杯のときもあったので、正直、挫折しそうになりました…

しかし、仲間や先生の支えもあって、この学習おかげで上位から2番目に難しいクラスに合格し、結果が出たときはすごく嬉しかったです!

また、なによりも

「自立ができるようになったなぁ」

ということも実感しました。

日本では実家暮らしだったので、家事洗濯に触れることは少なかったのですが、親元を離れ食事以外の掃除や洗濯は自分でしなければならなかったので

「身の回りのことは自分でやる!」

という意識を持つことができるようになりました!

これから留学する人への金銭面でのアドバイス「支援してもらった分、留学にしっかりと意味を持たせる!」

オーストラリアのビーチ

ホームステイ先のお家から電車で1時間程度でいけるChelsea Beach. (チェルシー・ビーチ)。ビーチに行った日は快晴で海も透明で綺麗だったそうです…!

留学に関して

  • どれくらいの期間いくか
  • いつからいくのか
  • 何のために留学するのか

この3つを特に意識して私は留学の事前準備を行いました。

学費や渡航費はやはり高くなってしまうのと、手軽な値段ではないので、きちんとこの3つを抑えて両親にきちんと相談して、金銭面の援助が貰えないか頼んでみることをお勧めします。

また、支援をしてもらった場合にはしっかりと留学したことに意味を持たせる必要があると思うので、

留学から帰ってきた後も、将来この留学を通して将来にどう生かすかを常に意識して、将来の自分を想像しておくことによって、留学先でより充実した生活を送ることができると思います!