

波多野訓且さん(下段右)とクラスメイト!
※本記事は、訓且さんの留学スタート時(2018年4月)の為替レート、1フィリピンペソ=2.21円で計算しています。
留学プロファイル
- 名前:波多野訓且さん
(37歳※留学時) - 留学国:フィリピン・セブ島
- 留学形態:語学留学
- 期間:2018年4月〜2018年7月
- 滞在方法:学生寮
留学について

訓且さんの通っていた学校からの眺め!
フィリピン・セブ島にあるサウスピークという語学学校に3ヶ月間の語学留学で、学習のやり方から学べる基礎コースに入り、TOEICを300点上げるのを目標に学習する。
行っていた学校は、門限のある少し厳しい学校で、平日はかなり勉強をし、週末は乾期だったこともあり、海へ遊びに行く。
2ヶ月目で日本が恋しくなったため、1週間ほど一時帰国したが、セブ島に戻ってきてから、ちょっとしたスラム街を知る活動や海外就職セミナーなどもあり、英語学習+他の国についてを学ぶ。
留学タイムライン
- 2014年4月〜2015年12月:起業
- 2016年1月〜2016年6月:アメリカ語学留学(サンフランシスコ・ロサンゼルス・ニューヨーク)
- 2016年6月:帰国、既存ビジネスの業務拡大
- 2016年3月:帰国
- 2018年4月~2018年7月:再度フィリピン・セブ島に語学留学
- 2018年7月~:新規ビジネスを作るため、世界周遊へ
訓且さんのフィリピン留学費用の内訳(費用合計:約100万8000円/3カ月間)

セブ島現地で知り合った日本人のみんなと!
費用合計:約100万8000円(45万6000ペソ)/3カ月
- 授業料総計:約60万円(3食・寮費込み)
- 生活費総計: 約40万8000円(90万1000ペソ)/3カ月
1ヶ月の生活費:約13万6000円(6万1000ペソ)
【生活費内訳】
- 家賃:0円(*授業料に含まれているためなし)
- 食費:約3万円(1万3000ペソ)/月
- 光熱費: 0円(*授業料に含むためなし)
- 交通費:0円(*寮生活だったためなし) /月
- 交際費: 約10万円 (4万5000ペソ)/月
- 携帯電話料金:約2,000円(904ペソ)/月
- インターネット代:0円(*携帯料金に含む)
*食費はローカルではないところで食べていたため、少し高くなっているとのことです。
「留学しよう!」「フィリピンに行こう!」と思った理由

ビーチで泳いでいたところ! 本当に海が綺麗だったそうです…!
「近い!・安い!・マンツーマンで学べる!」
がフィリピンのセブ島へ留学をする決め手でした…!(笑)
35歳の時に初めてアメリカ留学を経験して、海外の面白さを体感したのですが、その当時は英語を学ぶ目的や目標が明確ではなく、英語を学ぶ意欲が見出せずに帰国してしまいました。
しかし、帰国してからも
「英語が話せたらもっと楽しめたのになぁ」
と少し心残りだったので日本の英会話スクールに通ったものの、上手くいかず…
「英語学習に集中できる環境に身を置かないとダメだ!」
と思い留学を再度決意しました。
なかでもフィリピンにした理由は、
- マンツーマンで英語が学べる
- 費用が欧米諸国に比べると半額くらいになる
- 日本から近い!
この3つがが私にはとても良い条件でした。
というのも僕の場合、日本でビジネスをしているため、緊急時にはすぐに帰れる環境が良かったのと、英語を集中的に学びたいという思いがあったので、グループよりもマンツーマンで英語が学べるのはとても大きかったです。
事前準備の段階では、ネットで学校の評判などを調べ、スカイプにてヒアリングとカリキュラムの説明だけをしてもらったので、
「とりあえず1ヶ月留学してみよう!」
と思い、自分の直感を信じて1ヶ月間飛び込んでみました。
セブ島に到着後、たくさんの生徒さんが真剣に学習している環境やカリキュラムの良さを実感し、いつの間にか2ヶ月の延長をしていました。(笑)
留学費用を貯めた方法
出国から帰国まで生活費など全て含めて、約100万円くらいを見積もっていたので、それを目標にコツコツと貯金をしていました。
訓且さんが教える!留学費節約の3つのポイント

スラム街に住む子供に音楽を教える活動をしている日本人の方に出会ってきたところ
1.寮生活で身の回りは安く!

使っていた学生寮!
食事や住居費用など全て授業料に含まれており、さらにウォーターサーバーも無料だったので、生活をしていてお金がかかっているという感覚はあまりありませんでした。
なので、セブ島で生活する場合には、授業料と生活費が全て込みだとかなりお得に感じると思います!
2.現地でヘアーカットをしちゃう!
通っていた学校の近くに現地では有名な床屋さんがあったので、1回約600円(1326ペソ)で刈り上げヘアーにしてもらいました。
とっても丁寧で、バリカンの使い方もすごく上手だったので、1回の値段が安いこともあり、いつもチップを渡していました(笑)
ただ、僕が行ったとこは、すきバサミも使う習慣がなかったようなので、ロングヘアーの方は日本人が経営している床屋や美容院に行くことをお勧めします…!
3.バイクタクシーやバスの交通機関を有効活用!

街中を走っていたジプニー(緑の乗り物)とバイクタクシー(一番手前のバイク)と自転車タクシー(右側)
バイクタクシーやバスが約20円(44ペソ)くらいからなので、日本に比べるとかなりお手頃です。
そのため、気を追うことなく使える部分でもあるので、どんどん交通機関を使って様々な場所に訪れることも良いかと思います!
僕の場合は、近くによくタクシーが停まっていたのでタクシーをよく使っていて、初乗りで約80円(176ペソ)くらい、30分くらい乗るとだいたい約350円(773ペソ)くらいでした。
ローカルなタクシーもそうですが、最近では、Grabタクシーという、Uberと同じような配車アプリも普及してきていたので、時間に余裕がある場合にはそれも使ってみると良いかもしれません。
一方で、ジプニーという路線バスみたいなものが通っていてどこまで乗っても約15円(33ペソ)くらいのものがあったのですが、スリがよくあり、あまり治安が良くないと聞いていたので、ジプニーに乗るよりはタクシーに乗ることをお勧めします!
フィリピンの物価について「交通機関はかなり安い印象!」

晴天の日にビーチに行くと、より透明度が増してすごく綺麗だったとのこと!
フィリピンのセブ島の物価は、日本の半分くらいの物価である印象で、特に交通機関は約20円(9ペソ)からのものがあるので、ガンガン利用したほうが良いと思いました。
一方で、欧米系のお店などの値段は、日本の値段とそこまでの差がないような印象だったので、この交通機関の値段とのギャプに少し気をつけたほうが良いかなと思います!
留学中には、フィリピンのボホール島というところに同じカリキュラムを組んでいる仲間4人でフェリーに往復、約2500円(1100ペソ)くらいと、あまり日本と変わらない値段で乗り、
現地の宿泊施設は、1室約6000円(2700ペソ)のところで、1人約1500円(678ペソ)くらいをみんなで出し合って、一般的な価格のところを選んで宿泊しました。
宿泊施設の料金があまりにも安すぎると、
- シャワーの水量が弱すぎる
- 空調設備が整っていない
- wifiが弱い(もしくはない)
場合があるので、安いところに済む場合には事前にしっかりと確認することが良いと思います。
留学してよかったこと、「自分の目で見て体験することが大切だと感じた!」「現地のことを深く知ることができた!」

卒業式の時の写真!
留学してよかったことは、
- 旅行ではなくその国で生活をするので、その国を深く知ることができたこと
- 学校なので、普段日本での生活で出会わないような人とコミュニケーションが取れたこと
- 自分の目で見て、実際に体験してみることが大切と気づいた
ことです!
セブ島に行くまで、最初はあまり東南アジアに興味がなかったのですが、実際留学を通して現地で生活をしてみたら、想像と違っていたのを目の当たりにし、
今までイメージや情報で判断していたのがそうではなく、実際に体験することで現地のことを肌に感じることができたので、
「しっかりと自分の目で見ることが大切なのだなぁ」
と気づくことができました。
私にとっては何十年ぶりかの学校生活で、周りは大学生が8割、社会人2割という環境の中、キラキラした若者には特に素直さを、キャリアチェンジやキャリアアップを考える社会人にはバックグラウンドを通して多くの価値観を学び、
さらに、先生も明るく真剣に教えてくれたので、英語学習にとても集中でき、何においても全てが新鮮でとても楽しかったです!
これから留学する人への金銭面でのアドバイス「留学の事前準備で学校を徹底的に調べるべし!」

波多野訓且さんと先生の写真。先生はとっても明るくて、とっても楽しくて親切だったそうです!
今回の僕みたいな3食ついて寮費込み、日本に比べて物価が安い印象である国の語学留学プランの場合、極論を言ってしまうと、余計な生活費がかからずに生活できると思います。
ただ、それだけだと予期せぬ出来事での出費が出てきたときに息が詰まってしまうので、
事前に担当者に聞くなどして、無理のないお金の使い道の計画を立てて、さらに、海外でも使えるクレジットカードやデビットカードなどを持って行くと、より安心して行けるかと思います!