※本記事は、正平さんの留学スタート時(2018年4月)の為替レート、1フィリピンペソ=2.21円で計算しています。
留学プロファイル
- 名前:藤 正平(ふじ しょうへい)さん
(28歳※留学時) - 留学国: フィリピン・セブ島
- 留学形態: 語学留学
- 期間: 2018年4月〜2018年6月
- 滞在方法:4月、6月は学生寮、5月はコンドミニアムに一人暮らし
留学について
28歳の時に、世界一周をするには英語力が必要だと思い、フィリピンのセブ島にある、「QQ English IT park」校に2ヶ月間通ったのち、旅人たちの英会話スクール「CROSS×ROAD」に1ヶ月留学をする。
フィリピン生活が2ヶ月目に入った頃、新しいことに挑戦するべく、街中の張り紙を見つけては電話や直接交渉を行ってコンドミニアム(生活をする上での設備が整っている宿泊施設)を契約し、1ヶ月間だけ人生初めての一人暮らしをする。
旅人たちの英会話スクールはこちら→「CROSS×ROAD」
留学タイムライン
- 2017年3月:工場で機械エンジニアとして働きながらも大好きだった海外へ移住することを決める。海外駐在員になりたく、転勤も考え始め、それと同時にオンライン英会話と英会話スクールに通い始める。
- 2017年10月:海外転勤が実現できない事を伝えられ、会社をやめて世界一周する事を決意
- 2018年3月:10年間務めた会社を退社
- 2018年4月~2018年5月:フィリピンのセブ島にある「QQ English park校」にて語学留学
- 2018年6月:旅人たちの英会話スクール「CROSS×ROAD」にて語学留学
- 2018年7月~2018年10月現在:夢であった世界一周中!
- 2019年3月からはイギリスにてワーキングホリデーの予定
正平さんのフィリピン留学費用の内訳(費用合計:約57万3000円/3ヶ月間)
費用合計:約57万3000円(260000ペソ)/3ヶ月間
- 授業料総計:約47万円(213000ペソ)
- 生活費総計:約10万3000円(47000ペソ)
3ヶ月間の生活費:10万3000円(47000ペソ)
【生活費内訳】
- 1,3ヶ月目の寮費:0円(*授業料に含まれているため0円と表記)
- 2ヶ月目の家賃:約4万円(18000ペソ)/月(*光熱費込み)
- 食費:約1万円(4500ペソ)
- 光熱費:約4000円(2000ペソ)(*寮生活での電気代のみ)
- 交通費:0円(*徒歩のため)
- 交際費:約6600円(3000ペソ)/月
- 携帯電話料金:約795円(360ペソ)/月
- インターネット代:0円
「語学留学をしよう!」「フィリピンに行こう!」と思った理由
世界一周をするにあたって、「英語を喋れるようになりたい!」と思ったのがきっかけです。
留学以前にフィリピンのセブ島へ旅行で行ったことがあり、大好きな場所だったので、
「留学をするのならセブ島!」
と考えていました!
僕の場合は、可能な限り短期間で勉強に集中して英語を習得したかったので、マンツーマンのレッスンが受けられるセブ島にある語学学校に入学する事を決意!
最初は、初めから3ヶ月間の留学期間で申し込む予定でしたが、実際に現地の環境に身をおいて様子を見てから、期間を延長したり、学習プランの変更、学校の変更を行おうと思ったので、1ヶ月だけの申し込みをしました。
この場合、長期留学割引などが適応されず、少し値段は高くなってしまいますが、学生寮を出てフィリピンで1人暮らしをするという、新しい挑戦に挑めたので、こういった留学期間や住み方など、ある意味では
「自分で自由に選択できる留学」
であったこともフィリピンのセブ島留学をする決め手にもなりました!
留学費用を貯めた方法
日本で10年間働いていたので、その間にコツコツと貯金をしていました。
正平さんが教える!留学費節約の3つのポイント
1.現地の人になりきる!(笑)
外国人観光客としてではなく、現地の人たちと同じような暮らしに沿うように心がけて生活しました。
というのも、観光客向けのレストランだと高くついてしまうので、「ローカル食堂で食事をする」と言った衛生面的には気をつけなければならないポイントですが、フィリピンでこのように生活すると大きな節約に繋がりました!
写真にある料理は、全部別々で料金が取られる感じだったのですが、
左は「パンシットカントン」というフィリピン風焼きそばで約33円(15ペソ)、
右皿の左上が「ルンピア」という春巻きとミートボールで、それぞれ約22円(10ペソ)、
その下が「アドボ」で約55円(25ペソ)、そしてライスが約22円(10ペソ)
トータルで、154円(70ペソ)のランチ…!
特に、肉(鶏肉または豚肉)と野菜、ゆで卵などの具材を醤油や砂糖で煮た「アドボ」と呼ばれるフィリピンの家庭料理は絶品でした…
だいたいこれくらいの安さでランチが出来てしまうので、現地の人になりきって勇気を出してローカル食堂へ行く事をお勧めします!
2.ローカルのバスを使う!
タクシーを使うのではなく、「ジプニー」と呼ばれる現地の人が乗るバスを使うと、1回約15円(7ペソ)で乗る事ができます!!
*しかし、このジプニーという乗合バス内では、スリ被害が多く多発しているので、乗車の際は十分に気をつけてください!
3.小旅行を友人と行って安く宿泊!
留学中にはフィリピンのマラパスクア島というところに友人と2人で小旅行をしてきました!
旅行先までは長距離の乗合バン(同じ方面に行く人たちで乗り合わせるタクシーのようなもの)を使い、交通費は約1326円(600ペソ)で、
宿泊施設もできるだけ安くしようと思ったので、約3300円(1500ペソ)のところを2人で1室に宿泊して、一人当たり約1500円(700ペソ)で済ませました。
フィリピンの物価について「現地の人のように暮らせば安い印象!」
日本に比べると圧倒的に安かった印象ですが、観光客向けの物は高価で、日本で売られている値段とはさほど変わらない印象でした。
現地の暮らしに馴染む事で大きく節約ができるので、その際のキーパーソンはフレンドリーな語学学校の先生です!
先生に尋ねると、お店を紹介してくれたり、交通手段などを安く済ませる方法を教えてくれます。
一方で、「現地に馴染む」ということは、日本では考えられないような危険が伴うときもあるので、安全面に気をつけないといけないこともありますが、
現地の人と似たような生活を送ることで現地の人との交流を持つ機会が得られ、学んだ事をアウトプットする場にもなるので、
「安く・学ぶ・使う」
には現地のローカル食堂などを使う事をお勧めします!
留学してよかったこと「新しい挑戦ができた!」「多種多様な仲間に出会えた!」
英語力が上がったことはもちろんですが、一番留学してよかったことは多種多様な「仲間」に出会えたことです!
国籍も職種も本当に様々な方々と共に学び、一喜一憂する日々を送ったことで、ほかでは得られない絆を作る事ができたと思いました。
さらに、もう一つ思い出に残っていることと言えば、自分自身でコンドミニアムの一室を契約して1ヶ月間一人暮らしをしたことです。
僕にとっては、新しい挑戦で、これを行うには現地の方との
- 電話交渉
- 契約内容の確認
- 契約書のサイン
などを全て英語で行わなければならず、
最初はすごく緊張していたのですが、自分一人でもできた事がわかって、これ以降、英語で電話を行うことに対して緊張する事がなくなりました。
契約をした後は、コンドミニアムのオーナーさんとも仲良くなって食事をご馳走してもらい、学校外でも貴重なコミュニケーションを取る事がたくさんできたので、
この自分で選択した普通の留学生活とはちょっと違って「新しい挑戦」が、より僕の留学生活を充実させてくれた気がします。
自分で選んだこの挑戦は間違っていなかったなぁと改めて実感しました。
これから留学する人への金銭面でのアドバイス「現地の人に馴染んだもの勝ち!」
留学には多額の費用が伴いますが、工夫次第で費用を抑えられることも多くあります!
僕みたいに「現地の人に馴染む!」みたいな!(笑)
特に僕が経験したフィリピン留学は他国に比べて物価も安い印象なので、費用を抑えて留学するには良い国かと思います。
お金は、「強く粘り強い気持ち」を持って少しずつでもお金を貯めることと、その貯めたお金を大切に使うためにも、留学前にしっかりと情報収拾を行って留学に備えてほしいと思います。
本当にかけがえのない経験になりますのでぜひ、留学を考えている人には実現してほしいと思います!
そして、僕は現在(2018年10月)、この留学で出会った友人の出身地の国や都市を巡って、大喜びしながら再会をして、世界一周をしています!
こんな事が実現できるとは留学前には想像もしていなかったので、本当に留学はいい経験になると思います!
藤さんのブログ→「free journey|~世界一周ブログ~by FJ」
旅人たちの英会話スクール→「CROSS×ROAD」