「現地の人の結婚式に参列し、文化体験までしちゃう語学留学!」総額費用約30万円/1年間(池谷航さんのマレーシアでの語学留学)

池谷航さんと友人

池谷航さん(右)と友人

※本記事は、航さんの留学スタート時(2017年3月)の為替レート、1RM(マレーシアリンギット)=約27円で計算しています。
また、日本円からマレーシアリンギットへの両替は、マレーシア現地のみ可能だそうです。日本では取り
扱いがないのでご注意ください。(10月29日編集部調べ)

留学プロファイル

  • 名前:池谷航(いけがや こう)さん
    (21歳※留学時)
  • 留学国: マレーシア・ケダ州
  • 留学形態: 大学正規留学
  • 期間: 2017年3月〜2018年4月
  • 滞在方法:学生寮

 

留学について

池谷航さんのクラスメイト

池谷航さんのクラスメイト写真

大学2年生の3月から大学の留学プログラムに参加し、約1年間マレーシアのAIMST University(エイムスト大学)に留学。

留学中は主に、英語を学ぶことが中心でしたが、それに加えて、数学や会計、経済学、ITなどといった「経営」に関連するような科目の履修も行った。

 

 

留学タイムライン

  • 2016年12月:TOEFL ITPなどで英語対策、学内選考
  • 2017年2月〜2017月3月:留学準備(アルバイト、学内でのワークショップなど)
  • 2018年4月:エイムスト大学ファンデーション(現地の学生が1年次に履修するプログラム)の課程がスタート
  • 2018年4月:エイムスト大学のファンデーション課程修了、帰国

 

航さんのマレーシア留学費用の内訳(費用合計:約30万円/1年間)

クアラルンプールツインタワー

クアラルンプールツインタワーの写真

 

費用合計:約30万円(11,100RM)/1年間

  • 授業料総計:約0円(*在学中の大学の授業料で行けるため0円)
  • 生活費総計:約30万円(11,100RM)

 

1年間の生活費:30万円(11,100RM)

【生活費内訳】

  • 家賃:約16000円(592RM)/月
  • 食費:2000円(74RM)/月
  • 光熱費:0円*寮費に含まれているため0円と表記
  • 交通費:約0円
  • 交際費:約6000円(222RM)/月
  • 携帯電話料金:約810円(30RM)/月
  • インターネット代:0円*携帯電話代に含まれるため0円と表記

 

 

「留学をしよう!」「マレーシアに行こう!」と思った理由

池谷航さんと友人

池谷航さんと友人

 

大学に入学した時に、

「英語が話せた方が、もっと世界が広がるだろう…!」

と思っていたのがきっかけです。

しかし、当時は英語を勉強する目的や目標が具体的ではなく、どうしたらいいのか迷っていて、そんなときに大学の先輩が同じ留学プログラムに参加していて、その体験談を聞いた時に

  • マレーシアで英語が学べる
  • 現地の人と触れ合える
  • 英語を使って学ぶこともできる

ということから

「マレーシア留学、面白そう!」

と思い、留学をしようと決意しました。

 

 

 

留学費用を貯めた方法

大学に入ってからアルバイトで渡航前までに20万円ほど貯金しました。

保険や寮の費用は両親に支援してもらいましたが、これでも足りないと思ったので、在籍している大学から返済不要の奨学金を月に7万円をもらっていました。

 

 

航さんが教える!留学費節約の3つのポイント

マレーシアのビーチ

マレーシアのビーチ!白い砂浜と青い海がすっごく綺麗だったそうです!

1.学食を使う!

池谷航さんが食べていた中華料理

池谷航さんが食べていた中華料理の麻婆豆腐とのこと!

 

学食は、やはり学生向けの値段になっていて、学内にあるレストランでも約100円(4RM)ほどで、ナシゴレン(日本で言うチャーハンのようなもの)やミーゴレン(まぜそばみたいなもの)を食べることができました。

また、食堂はたくさんの人が集まる場所でもあったので、いろいろな人と交流することができて、授業で学んだ英語を使うことができたので、僕にとっては学食がかなり楽しい場所でもありました!

そのほかにも、できるだけローカルな場所で食事することも良いかと思います!

 

 

2.洋服はナイトマーケットで!

マレーシアナイトマーケットの写真

マレーシアのナイトマーケットにて靴下を購入しようとしているところ

週末になると「ナイトマーケット」と言われる、屋台や古着屋さんがずらりとならぶイベントが開催されます。

屋台だと、「サティ」(日本で言う焼き鳥)や、東南アジアならではのフルーツ「ドリアン」が売られていて、

洋服は、一番安くて約100円(3.7RM)のTシャツが売られていたので、洋服を安く買いたい時は週末にこのナイトマーケットに遊びにきていました…!

 

しかし、安すぎる洋服を買うと、中には破れやすいものも多いので…(笑)

僕はそういった服は、基本的には部屋着にしていました!

 

 

3.タクシーを使って「安い・安心・安全」を!

マレーシアの街の写真

マレーシアの街の写真

マレーシアでは、地元タクシーがあるのですが、あまり乗り心地は良くなかったのと安全面が懸念されたので、「グラブタクシー」や「Uver(ウーバー)」といった配車アプリを使って、お出かけなどをしていました。

料金は10kmで約650円(25RM)で利用できるので、かなり格安です…!

 

 

マレーシアの物価について「ローカルのものはお手頃価格!」

マレーシアのローカルフード屋さん

マレーシアのローカルフード屋さん

留学先の大学周辺の物価は、首都からかなり距離があったので、そこに比べると非常に安い印象でした。

特に、ガソリンやタクシー代は日本よりはるかに安く、ホテルも1万円払えば、マレーシアではかなりランクの高いところに泊まることができました…!

 

一方で、日本製のお菓子屋日用品、洋服などはマレーシアからすれば輸入品に値するので、税金がかなり上乗せされ、日本で購入するときよりも高額になってしまう印象で、

もちろん日本だけでなく海外ブランドなんかも、日本で販売されている値段以上に高いように感じました。

 

なので、安く済ませたい場合にはマレーシア現地のものを購入することをお勧めします…!

 

 

留学してよかったこと「多様な価値観に触れることができた!」

池谷航さん

マレー系の人の結婚式に参加して現地の文化体験をしてきた様子!

 

民族や人種、信仰しているものによって考え方が全く異なっていることを肌で感じることができたことが、留学してよかったなと感じました。

 

上記の写真にもある通り、一緒に留学した仲間でマレー系の人の結婚式に参列したときの写真で、みんなで民族衣装を着てお祝いする、という文化体験まで経験してきました!

日本の結婚式とは違って、みんなで民族衣装を着てのお祝いは初めての経験だったので、僕にとってはかなり新鮮で楽しい結婚式でした…!

 

こうした、日本の文化や異なった価値観であるからこそ、新鮮な経験と楽しさに触れられた一方で現地の人と

「どのようにして友好的な関係を築いていくか」

が常に問われ、僕にとってはかなり難しいことだったのですが、その「難しさ」に気づくことができたことは留学でしか味わえないことだと感じます。

 

もちろん、留学先は日本語が通じないので英語力は自然と身につき、英語がネイティブの人とできるだけ時間を一緒に過ごすと、帰国後には自分の英語力が相当鍛えられたことが気づけると思います!

 

 

これから留学する人への金銭面でのアドバイス「帰国後のなりたい自分像を想像することが大事!」

池谷航さんとクラスメイト

池谷航さんと一緒に留学をした仲間との写真

マレーシアの物価は比較的安い印象で、さらに何と言ってもご飯が美味しいので、長期的に留学をする場合にはかなりオススメの国です!

かといって、現地で浪費してしまうとかなり窮屈な暮らしになってしまうので、できるだけ海外のお店でご飯をせずに、現地のローカルなお店で食事をしたり、

留学で現地の学校の学生になれるわけですから、学食なんかを使ったりするのもかなり節約のカギになるかと思います。

 

留学の決意はとても大きな第一歩で、かかる費用も大きいと思うので、留学を決意したのであれば

  • なぜ留学するのか
  • 帰国後のなりたい自分を常に意識しておく

の2つを僕は重点的に意識することが大切だと思います!