「コスパ最強のマレーシア!自炊よりも外食が節約のカギ!」総額費用約39万円/11ヶ月(石渡美保さんのマレーシアでの派遣留学)

美保さんそのと友達

美保さんと現地の友人!

※本記事は、美保さんの留学スタート時(2016年10月)の為替レート、1MYR(マレーシアリンギット)=約25円で計算しています。
また、日本円からマレーシアリンギットへの両替は、マレーシア現地のみ可能だそうです。日本では取り
扱いがないのでご注意ください。(8月31日編集部調べ)

留学プロファイル

  • 名前:石渡 美保(いしわた みほ)さん
    (19歳※留学時)
  • 留学国: マレーシア・サイバージャヤ
  • 留学形態: 派遣留学
  • 期間: 2016年10月~2017年9月
  • 滞在方法:シェアハウス

 

留学について

マレーシア人のみんなと

友達になった現地のみんなと!

 

大学1年生の10月からマレーシアの「Multimedia University」(マルチメディア大学)という大学に約11ヶ月間派遣留学。

11月から2月が1セメスターとなっており、最初の1ヶ月間は英語のクラスだけの履修をし、2ヶ月目からは英語で経営学を学ぶコースを履修。

3月は長期休みのため、そこでマレーシア内、東南アジア旅行をしたのち、4月から5月の2セメスターを受け、終了後も再び東南アジア旅行へ。

その後、7月から9月の3セメスターを受けたあと、日本に帰国。

 

留学タイムライン

  • 2016年4月~6月 TOEFL対策
  • 2016年6月~9月 留学準備
  • 2016年10月 マレーシア留学・授業スタート
  • 2017年9月 修了・帰国
  • 2017年9月 日本の大学、2年次へ

 

美保さんのマレーシア留学費用の内訳(費用合計:約39万円/11カ月間)

石渡美保さん

 

費用合計:約39万830円/11カ月

  • 授業料総計:0円
  • 生活費総計:約39万830円/(15633.2MYRドル)

1ヶ月の生活費:約3万5530円(2,505NZドル)

【生活費内訳】

  • 家賃:約13,000円/月(520MYR)
  • 食費:約18,000円/月(750MYR)
  • 光熱費:約1250円/月(50MYR)(電気代はルームメイトと割り勘、それ以外は家賃に含まれる)
  • 交通費:0円※学校まで徒歩のため
  • 交際費:約2500円/月(100MYR)
  • 携帯電話料金:約780円/月(31.2MYR)
  • インターネット代:0円

 

「留学しよう!」「マレーシアに行こう!」と思った理由

 

美保さんそのと友達

現地の友人と民族衣装を着た時の写真!

 

海外留学をすることに以前から興味を持っていたことがきっかけでした。

もちろん、

「英語を学びたい!」

という思いもありましたが、異文化に触れることにも興味を持っていたので大学のプログラムを通じて留学しようと思いました。

英語を学ぶにはアメリカやイギリスが一般的だと思いますが、マレーシアは

  • 多民族国家と言われていること
  • 物価が比較的安いと言われている
  • 高度な英語でなくてもコミュニケーションが取りやすいと言われている

ことを聞き、マレーシアは留学にかかる費用が少なく、言語というハードルがそこまで高くないということが、私には合っているのではないかと思い、マレーシアへの留学を決意しました!

 

さらに、大学同士が協定を組んでいるため、

  • 単位互換(留学先の単位を日本の在籍している大学に移せること)ができる
  • 学費が通っている大学の1年分のみで、プラスでかからないこと

ということから、さらに留学する意思が固まりました!

 

留学費用を貯めた方法

 

まだ、大学1年生ということもあり、
シェアハウス代、生活費はありがたいことに、両親が支援してくれました。

 

美保さんが教える!留学費節約の3つのポイント

 

民族衣装 バジュ・クロンを着た時の写真

マレーシアの民族衣装である、「バジュ・クロン」というものを着たときの写真! シンプルなものから花柄が描かれているものもあるそうです!

 

1.マレーシアは自炊よりも外食の方が安い!

マレーシアで食べたチキンライス

マレーシアで食べたチキンライスだそうです。日本で言われている「チキンライス」とは別物ですね!約125円(5MYR)

 

マレーシアの物価は日本の約3分の1以下なので、必要以上にお金をかけずに生活できました。

なかでも食費はかなり安く抑えられるので、食事には困らないかと思います!

しかも、マレーシアではスーパーで食材と調味料を買って自炊する方が1食あたりの値段が高くなってしまうので、私はほとんど外食をしていました。

 

2.交通費を友達と割り勘で安く!

Grab Taxi アプリ

これがGrab Taxi(グラブタクシー)<iOS/Android>のアプリアイコン(左)と画面スクリーンショット(右)(Grab Taxi が使用できない地域はUber を使うことをオススメしてくれている画面です。)

 

マレーシアで、タクシーを手配すると言ったら「Grab Taxi」というアプリ!

もちろん、「Uber」(これもタクシーを手配するアプリ)も使えますが、どちらかと言うと、Grab Taxiが主流で、マレーシアでの移動手段はタクシーが多かったです。

どちらのアプリでタクシーを手配しても、日本より格段と安いのですが、タクシーなので4人で乗車して割り勘にすれば、さらに安くなるので、どこかへ移動する場合には、みんなで移動することがおすすめです!

 

 

3.旅行先での交通機関はバス、宿泊先は泊まるだけであればさらに安い!

ブルーモスク

マレーシアのスランゴール州の州都シャーアラムにある、ブルーモスク(イスラム教の礼拝する場所)で、夜はライトアップされてとても綺麗だったそうです!

 

セメスター終了後の長期休み中にペナン島へ旅行をしてきました。

飛行機だと1時間で着く場所なのですが、安く行きたいという想いの方が強かったので、

バスを利用して約936円(RM36)で7時間かけて向かいました。

 

現地の宿泊は、こだわりはさほどなく、寝泊まりできれば良いなと思っていたので、

1泊、約910円(RM36)の所に泊まり、この値段もかなり例外的ではあるのですが、私のようにこだわりが特に無ければここまで安く抑える事ができます!

 

マレーシアの物価について「かなり安く、コスパが最強の印象!」

 

マレーシア MILOの写真

日本にはもうなくなってしまったのですが、マレーシアには愛されているココアのMILOを学食でとったそうです!約62.5円 (2.5MYR) とかなりやすい!

 

日本の物価よりもかなり安く感じ、生活していく上でも、あまりお金に関して不安を持たずに生活できるかと思います。

現地で水を買う場合、150mlのペットボトルで約26円(RM1.04)とかなり安く、手頃に買えてしまい、

さらに驚きなのが、徒歩20分くらいの距離を、バスを利用しても水と同じで約26円…!

もちろん、Grab Taxi を利用しても約130円かかりますが、どちらを利用しても日本と比べると、本当に安すぎました!

 

 

留学してよかったこと「当たり前が通用しないからこそ、適応能力・柔軟性が身についた!」「異文化を感じる事ができた!」

ペルティアン島の海

旅行でペルヘンティアン島に行った時の写真で、本当に透明度が高くて綺麗だったそうです…!

 

留学を通じて、適応能力と柔軟性が身についたなと感じる事ができました。

というのも、マレーシアにはバスの時刻表がない上に、部屋で何か壊れて修理を頼んでも、修理をしにきてくれない事がよくあり、

そんなときは、自分たちでなんとかしなければならず、常に考えて行動しなければなりませんでした。

しかし、それがだんだんと慣れてきて、どんな事が起きても柔軟に対応できるようになっていました!

 

また、マレーシアにはマレー系、インド系、中華系の3民族が共存していると言われており、それぞれ信仰している宗教や慣習、食事が異なっています。

さらに、私が住んでいたサイバージャヤにはこの3民族に加えてアラブ系もいたので、街中でも学内でも常に様々な言語が飛び交っていて、多種多様な雰囲気を実感しました。

また、発展途上国とも言われているマレーシアはすごくゆったりとしていて、おおらかな雰囲気とともに寛容な国民性に触れる事ができたので、そんな現地の国民性の良さを知る事ができたのもよかったなぁと思う1つで、

この異文化に触れられた1年間は何にも代えられない、貴重な時間になりました…!

 

これから留学する人への金銭面でのアドバイス「『何を重点に置いてお金を使うか!』が大切!」

ペナン島でのウォールアート写真

旅行で行ったペナン島でのウォールアート写真!

 

マレーシアの物価は日本よりすごく安い印象なので、お買い物を気軽にできると思いますが、
マレーシアはクレジットカードが使えないところもまだ多くあるので、現金を常に持ち合わせて置くことが良いかと思います。

 

その一方で、留学中は手元にあるお金をどこに使うか、何に重点をおくのかを自分なりに考えて、それに合わせて計画を立てて行動することが、自分の楽しみたいこともできて良いのではないかと思います。

 

私は、留学中に旅行がしたかったので、

  • 衣料品を買いすぎないこと
  • 日本食を食べすぎないこと(ローカルフードよりはやはり高いです)
  • 自炊ではなく外食(ローカルフード)にすること

この3つを旅行をするための節約として心がけていました。

何に重点を置くかは人それぞれですが、手元にあるお金をどこに使うのかしっかりと計画を立てて、節約をすることをオススメします!